京都府笠置町にある廃虚ホテルの恐喝事件で、逮捕された3人はホテルにセンサー付きカメラをつけ、人の出入りを監視していたことがわかりました。
「クボタ」社員の田尻諭容疑者(32)と、ユーチューバーの田阪将道容疑者(40)ら3人は8月と9月に京都府笠置町にある廃虚ホテルで、肝試しに来た男女4人からあわせて120万円を脅し取った疑いなどがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、3人は7月にホテルの所有者から管理を任され、入り口にセンサー付きのカメラをつけていたことがわかりました。
3人は交代でほぼ毎日付近に待機し、人の出入りを監視していて、警察はすぐ駆け付けられるようカメラを設置したとみて捜査を進めています。
事件を巡っては、金を脅し取られそうになったという相談がおよそ30人からあり、警察が警戒をしていました。