自民・安倍派幹部4人に任意聴取要請…東京地検特捜部

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐり、東京地検特捜部が派閥事務所を強制捜査した事件で、特捜部が、松野博一前官房長官や萩生田光一政調会長、世耕弘成前参院幹事長、高木毅国対委員長の4人の安倍派幹部に、任意の事情聴取を要請したことがわかりました。
特捜部は19日、安倍派の「清和政策研究会」と二階派の「志帥会」の事務所に対し、政治資金規正法違反の疑いで家宅捜索を行いました。
その後の関係者への取材で、特捜部が、松野前官房長官や萩生田政調会長、さらに、世耕前参院幹事長、高木国対委員長に対し、任意の事情聴取を要請したことがわかりました。
特捜部は、先週土曜日から安倍派議員の任意の聴取を始めていましたが、聴取の対象を派閥の幹部にまで広げ、パーティー券収入のキックバックを収支報告書に記載していなかったことへの認識などを確認するものとみられます。

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