堺の住宅解体現場、作業員6人救急搬送 CO中毒か

21日午後5時10分ごろ、堺市堺区香ケ丘町1丁の3階建て住宅の解体現場で、工事関係者から「複数人が体調不良を訴えて、部屋で倒れている」と119番があった。堺市消防局や大阪府警堺署によると、作業員6人が救急搬送され、いずれも意識はあるという。解体工事をしていた住宅の部屋を閉め切って、発電機を使用しながら作業をしていたといい、一酸化炭素中毒の可能性があるとしている。
堺署によると、アスベストの除去作業のために飛散防止用のビニールシートで住宅を囲って工事をしていた。周囲が暗くなってきたので、屋内で発電機を作動させ、電気をつけて作業に当たっていたという。現場は南海高野線浅香山駅から南東に約130メートルの住宅街。【土田暁彦】

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