「東京ディズニーランドなどに爆弾を仕掛けた」という内容のメールが、22日朝に千葉県浦安市役所に寄せられたことが同市への取材で分かった。JR京葉線(東京―蘇我)の通勤快速を廃止する方針を示したJR東日本への報復を主張する文面で、市職員らは周辺施設の警戒に当たっている。
メールは22日午前7時35分ごろ、浦安市危機管理課のアドレスに届いた。
「東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、それらの周辺にある主要な施設に殺傷能力の高い高性能な爆弾を仕掛けた」と記されていた。
「これはJR京葉線の快速と通勤快速を廃止するJR東日本への報復である」との文言も盛り込まれていた。
JR京葉線を巡っては、JR東日本が来春のダイヤ改正で通勤快速と朝夕夜間の快速を各駅停車に切り替える方針を示している。
メールを受け、浦安市は東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドや浦安署と情報共有し、対応にあたった。
市職員らはJR舞浜駅など周辺をパトロールするなどして警戒を強めている。
千葉県警浦安署によると、不審物は午後3時現在、発見されていないという。