【続報】大雪で滑走禁止の上級コース スノーボード中に転倒し埋もれる 仲間と中国から来た27歳女性が窒息死 仲間は「技術が未熟で駈け寄れなかった」《新潟》

23日、新潟県湯沢町のかぐらスキー場でスノーボードをしていた中国籍の女性がコース内の新雪にはまって動けなくなり、呼吸のない状態で病院に搬送されました。その後、死亡が確認されました。
消防などによりますと、23日午後3時半ごろ、スキー場の関係者が「女性がスノーボードで滑走していて転倒し、意識がなくて呼吸が不明もしくはしていない状態」と119番通報しました。顔が雪に埋もれていて、救急隊が救出して病院に搬送した際、女性は呼吸をしてなかったということです。女性は団体旅行で日本を訪れ、スキー場にきていたとみられます。
警察の調べによりますと、女性はその後、死亡が確認されています。死亡したのは中国籍の27歳女性で、23日午後2時40分頃、一緒に来ていた3人と一緒にかぐらスキー場の上級コースである「Y3コース」の中腹をスノーボードで滑走中に転倒して新雪にはまりました。
その後、スキー場のパトロール隊員が、女性を発見して救出しましたが、呼吸をしていなかったことから南魚沼市内の病院に搬送され、その後死亡が確認されました。死因は窒息死でした。
警察によりますと、現地は大雪が降り、新雪がかなりの量だったため、スキー場がY3コースを滑走禁止にして閉鎖していたということです。
警察の調べに対し、一緒に滑っていたうちの2人は、女性が転倒した後、自分たちは技術が未熟で駈け寄れなかった、助けを待っていたなどと話しているということです。

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