時速20キロ以上で後進衝突か 東京・杉並の母子死亡事故

東京都杉並区で自動車整備工場からバックで出てきた乗用車に、イラストレーター杉本千尋さん(43)と娘の小学1年凪さん(6)=いずれも杉並区=がはねられ死亡した事故で、車は少なくとも時速20キロ以上出ていたとみられることが27日、警視庁への取材で分かった。同庁は現場付近の防犯カメラの映像などから詳しい状況を調べる。
警視庁によると、車は歩道にいた2人をはね、幅約11メートルの車道を横切って反対側の歩道に突っ込んだ。千尋さんは車の下で見つかり、凪さんは車道の中央付近で倒れていた。死因は千尋さんが多発外傷、凪さんが頭部外傷だった。

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