知人の両手足を粘着テープなどで縛って監禁致死か、被告の男ら3人が起訴内容を認める

福岡市中央区のマンションでおととし8月、知人男性(当時55)の両手両足を縛って死亡させたとして、逮捕監禁致死の罪に問われている男ら3人の裁判員裁判が開かれました。3人はいずれも起訴内容を認め、量刑が審理の焦点になります。
◆いずれも起訴内容を認め、審理は量刑が焦点に
起訴状などによると、東京都昭島市の無職・小舘誠治被告(54)、高橋朋之被告(53)、上原照仁被告(49)の3人はおととし8月30日の午後9時頃、福岡市中央区のマンションの一室で、知人の知浦幸司さん(当時55)の両手両足を粘着テープなどで縛って監禁し、死亡させたとされています。福岡地裁で9日に行われた初公判で、小舘被告ら3人はいずれも起訴内容を認めました。審理は量刑が焦点になります。
◆「待ち伏せて暴行」「売り上げの持ち逃げなければ…」
小舘被告らと被害者は、系列の賭博店で勤務するうちに知り合ったとされています。検察側は冒頭陳述で「被害者が店の売り上げ数百万円を持ち出し逃亡した」「待ち伏せし暴行を加えた」と主張。一方、弁護側は「持ち逃げがなければ犯行は起こりえなかった」「救急車を呼び救命措置を行った」などと述べています。

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