ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、被害を訴える「当事者の会」の石丸副代表がSNSで誹謗中傷を受け名誉を棄損されたとして、警察に被害届を提出し、受理されたことがわかりました。
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の石丸志門副代表は、これまでSNSで誹謗中傷を受け続けていることを訴え、去年11月、埼玉県内の警察を訪れ、被害の相談をしていました。
その後の取材で、きょう、誹謗中傷で名誉を棄損されたとして石丸さんが警察に被害届を提出し、受理されたことがわかりました。
石丸さんは取材に対し、「誹謗中傷は犯罪ですので、軽い気持ちでやったとしても、それが家族や大切な人に迷惑をかけることに繋がるので、絶対にやめるべきだと思います」などとコメントしています。
警察は今後、書き込んだ人物の特定を進めたうえで、名誉棄損にあたる書き込みかどうか慎重に捜査を進める方針です。