東京・江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、地元区議らを買収した罪などに問われている柿沢未途前法務副大臣が先ほど、東京拘置所から保釈されました。
先ほど、東京拘置所から保釈されたのは、公職選挙法違反の罪で東京地検特捜部から起訴された前法務副大臣で衆院議員の柿沢未途被告(52)です。
保釈保証金600万円が、納付されたということです。
柿沢被告は去年4月の東京・江東区長選挙をめぐり、地元の区議ら10人に総額280万円を提供したり、提供を申し込んだりした買収などの罪に問われています。
柿沢被告は当初「現金は区議選での陣中見舞いだった」などと容疑を否認していましたが、逮捕後、一転して全ての容疑について認める意向を示していました。
柿沢被告は周囲に「買収の意図があったと言われれば否定はできない」という趣旨の話をしていたということです。