【速報】4人死傷のバーベキュー火災で専門学校の理事長ら3人を書類送検 業務上過失致死傷の疑い 福岡

速報です。
去年5月、福岡県柳川市の専門学校で行われたBBQで学生4人が死傷した事件で、警察は19日、専門学校の64歳の理事長ら3人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、柳川市のハリウッドワールド美容専門学校の64歳の理事長、54歳の職員、23歳の職員です。
これは去年5月、柳川市のハリウッドワールド美容専門学校で行われたバーベキュー大会で、火がついた炭が置かれたコンロに、職員がアルコールを注ぎ入れたところ、火が男子学生4人に燃え移ったものです。
4人のうち、当時18歳の男子学生が死亡し、当時19歳の男子学生が全治3か月のやけど、18歳と20歳の男子学生はそれぞれ軽いやけどを負いました。
警察は19日、この学校の古賀英次理事長(64)と54歳と23歳の男性職員を、業務上過失致死傷の疑いで福岡地方検察庁に書類送検したと発表しました。
警察によりますと、古賀理事長はバーベキュー大会でアルコールを使用することを決定するなどした疑いです。また、23歳の職員については、火のついたコンロ内にアルコールを注ぎ入れた疑い、54歳の職員についてはアルコールを注ぎ入れるのを制止しなかった疑いが持たれています。
警察は、3人の認否について明らかにしていません。
現場に用意されたのは工業用アルコールを水で希釈したものだったということで、警察はそれぞれの話を聞くなどして、危険性の認識などについても調べる方針です。

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