「日本の国は何でこんなに動かないんだろう…それが分からない」 拉致被害者横田めぐみさんの母早紀江さんが語る「もどかしさ」

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの救出を願う集会が18日に東京都内で開かれました。集会では、来月に88歳となるめぐみさんの母・横田早紀江さんが一刻も早い問題解決を訴えるとともに、行動に移さない国に対しての「もどかしさ」を語りました。
1977年に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの救出を願う「祈り会」は、母・早紀江さんと友人らが2000年から月に一度開いています。
【横田早紀江さん】「必死になって命がけで頑張ってお願いしていても、日本の国は何でこんなに動かないんだろうって、それが分からないんです」
11日に早紀江さんは、めぐみさんの同級生とともに総理官邸を訪れて、林芳正官房長官と面会しています。
【横田早紀江さん】「岸田総理と林官房長官だけでも良いですから、カッと組んで『日朝会談やりましょう』と積極的に実現してくれれば」
林官房長官は12月28日にめぐみさんが拉致された現場を視察しており、「すべての拉致被害者の帰国を実現すべく全力で取り組む」と語っていました。
早紀江さんは2月4日に88歳になります。

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