勾留先の留置所で「裏切り者へ」と記した手紙、男が共犯者に送り脅した疑い…大阪府警が見逃す

特殊詐欺事件の共犯者に手紙を送って脅したとして、大阪府警は22日、住居不定、無職の被告の男(詐欺罪などで起訴)(22)を証人威迫容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
発表によると男は2023年11月6日、勾留先の此花署の留置場から、「裏切り者へ」「シャバに出た時怖くないのか」などと記した手紙を、共犯者として大阪拘置所に勾留中だった20歳代の男に送り、脅した疑い。
刑事収容施設法に基づき、留置場から出される手紙は受取人を脅す内容などがないか検査されるが、此花署は見逃していたという。府警留置管理課は「削除させるべき内容だった」とした。

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