雪崩が発生 町営住宅を直撃 小学生の男児が20針縫うけが 約30人が避難 北海道羅臼町

25日午後10時55分ごろ、北海道羅臼町で雪崩が発生し、町営住宅を直撃しました。
この雪崩で窓ガラスが割れ、小学生の男児(10)が頭などに約20針を縫うけがをしました。
命に別条はないということです。
雪崩が起きたのは羅臼町の礼文町地区で、2階建て町営住宅が3棟並んでいるということです。
雪崩が直撃した住宅は男児と母親の2人暮らしで、男児が部屋にいたところ、雪崩が押し寄せ、割れた窓ガラスで頭や腕などを切るけがをしました。
母親にけがはありませんでした。
羅臼町役場の職員が現場を確認し、住宅3棟の計12世帯約30人に避難を呼びかけました。
26日午前10時現在で約30人が町役場に避難を続けているということです。
羅臼町では25日午後3時にも栄町地区で雪崩が発生し、国道334号を覆いました。
停車していた車2台が巻き込まれましたが、中に人は乗っていませんでした。

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