自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、政治資金規正法違反の罪で略式起訴された谷川弥一元衆院議員に対し、罰金100万円、公民権停止3年の略式命令が出されことがわかりました。
谷川弥一元衆院議員(82)は、おととしまでの5年間で安倍派から総額およそ4350万円のキックバックを受けたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の罪で今月19日、東京地検特捜部から略式起訴されました。これを受けて東京簡易裁判所は谷川元議員に対し、今月26日付で罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出しました。
また、およそ3000万円の収入を記載しなかったとして略式起訴された岸田派の元会計責任者(80)についても、罰金100万円と公民権停止3年の略式命令が出されました。