2022年、大阪府富田林市で、2歳の女の子をベビーサークルに閉じ込め死亡させた罪に問われている祖母の裁判が始まり、祖母は起訴内容を一部否認しました。
起訴状などによりますと、小野真由美被告は2022年6月、富田林市の自宅で、孫の優陽ちゃんの両手足を粘着テープで縛り、上に開閉できる板をつけたベビーサークルの中に2日間放置して熱中症で死亡させた罪などに問われています。
この間、小野被告は内縁関係にあった桃田貴徳被告とユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行き、近くのホテルに連泊していました。
30日に始まった裁判で、小野被告は、「手足は縛っておらずベビーサークルの上に板もつけていない」と起訴内容を一部否認し、弁護側は事実をおおむね認めた上、量刑について争うと主張しました。
一方、検察は、「日常的な虐待の末に起こった事件」と指摘しました。