水道メーター盗んだ疑いで42歳逮捕 被害増加で関連捜査 埼玉

埼玉県警捜査3課などは29日、工事現場から水道メーターを盗んだとして、自称会社員の田口志昂容疑者(42)=上尾市浅間台2=を窃盗容疑で逮捕した。県内では水道メーターの盗難被害が増加傾向にあり、関連を調べる。
逮捕容疑は2023年12月26日未明、越谷市内の新築工事現場で水道メーター2個(時価約6700円相当)を盗んだとしている。同課によると、「お金が必要だった」と容疑を認めているという。
同課によると、同年11月以降、県内の工事現場で水道メーターが盗まれる事件が発生しており、防犯カメラ映像などから田口容疑者が浮上した。関係先からは水道メーター10個などが押収された。
同年中に県内の新築工事現場で発生した水道メーターの盗難被害は約70件(約320個)だったが、24年は29日時点で同14件(約100個)に上っている。【安達恒太郎】

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