京都で起きた連続タリウム事件で起訴された男が、叔母名義のマンションをめぐり、うその申請を行ったなどとして送検されました。警察は一連の捜査を終結しました。 元不動産業の宮本一希被告(38)は、2022年10月に京都市内のマンションで毒性の強いタリウムを摂取させて大学生の濱野日菜子さん(当時21)を殺害した罪や、2020年に叔母(62)を殺害しようとした罪などで起訴されています。 警察は2月2日に宮本被告を、叔母が意識不明の重体となった3か月後の2020年10月、叔母名義のマンションの所有権を自分の名義にするため、うその内容の申請を行った電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで送検しました。 警察は一連の捜査を終結したとしています。 宮本被告は調べに対して黙秘を続けているということです。