池田佳隆議員、保釈=保証金1500万円納付―パーティー裏金事件・東京地裁

自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴された衆院議員池田佳隆被告(57)=自民党除名=について、東京地裁は5日付で、保釈を認める決定をした。検察側は決定を不服として準抗告したが、棄却された。保釈保証金1500万円は即日、現金で納付され、池田被告は保釈された。
午後9時すぎ、黒のダウンコートに眼鏡、マスクを着用した池田被告が勾留先の東京拘置所(東京都葛飾区)から姿を見せた。集まった報道陣に向かって頭を下げると、足早に迎えの車に乗り込み、拘置所を後にした。
関係者によると、安倍派では派閥のパーティー券販売について所属議員の当選回数や役職によってノルマを設け、それを超えて集めた分を議員側に還流させていた。
[時事通信社]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする