6人が犠牲となった三幸製菓の工場火災から11日で2年。佐藤元保CEOが遺族のもとを訪れました。
11日に三幸製菓の佐藤元保CEOが訪れたのは、犠牲者の1人、伊藤美代子さんの自宅です。
6人が犠牲となり、1人がけがをした新潟県村上市の三幸製菓荒川工場火災から11日で2年。佐藤CEOら幹部4人は2月2日、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されました。
遺族によりますと佐藤CEOは仏壇に手を合わせ謝罪したあと、自身の書類送検などについて報告したということです。
一方で、自身の進退について説明はなかったということです。
【伊藤さんの長男】「（三幸製菓の商品を）自分でカゴに入れようと思わないですし、本当にいい会社になったなって思わないと手に取って買えないかな」
【佐藤元保CEO】「（遺族は）深い悲しみや無念の思いや怒りがあると思うのでしっかりと受け止めて今後に繋げていきたい」
三幸製菓は、引き続き捜査には全面的に協力していくとコメントしています。