中国産ウズラの卵を日本産に偽装か、食品表示法違反容疑で会社長ら書類送検…神奈川・逗子

中国産のウズラの卵を日本産と偽って販売したとして、神奈川県警が13日、同県逗子市の食品加工販売会社「山や」の男性社長(44)を食品表示法違反(原産地虚偽表示)容疑で横浜地検横須賀支部に書類送検した。県警は法人としての同社も書類送検した。
捜査関係者によると、同社は2023年1月13日、中国産のウズラの卵を日本産と偽り、ピクルスに加工して瓶詰めした4本(計2073円)を県内の百貨店に販売した疑い。ラベルに「国産」と表記していた。社長は容疑を否認しているという。
県警は23年2月頃に捜査を始め、百貨店に売られていた商品の鑑定を進めるなどしていた。県警は同社が22年6月頃から容疑が浮上するまでの間、約50本の産地を偽装して販売したとみている。
ピクルスは、地場産品として地元商工会が認定していた。

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