音喜多駿(おときた・しゅん)参院議員(維新=40)が13日、X(旧ツイッター)を更新。「国交省とタクシー業界の出来レース?『日本版ライドシェア』の骨抜き具合が酷すぎる」とのタイトルで、政府が今年4月から一部地域で予定している「ライドシェア」に向けた計画内容に異論を唱える投稿をした。
国交省が「日本版ライドシェア」についてのパブリックコメント募集を始めたことに関する川辺健太郎LINEヤフー会長のXを引用。その上で「新規参入もなく、完全に現行のタクシー会社に許可されている範囲(地域・台数)の運用。ライドシェアとは名ばかりの、単なるタクシー業界の規制緩和でしかありません。そもそも新規事業者の参入ができないというだけで大問題なのに、雇用契約を結ぶ台数にすら制限をかけてしまったら、需給調整ができるライドシェアのメリットが完全に失われます」と私見を記した。
また、許可基準や、許可に付する条件について詳細に課題を指摘した上で「日本維新の会はこうした偽りの『日本版ライドシェア』に対して、国会質疑を通して厳しく指摘をしていきます」ともポストした。