今月17日、北九州市門司区で、91歳の知人男性に包丁を突きつけ、「殺すよ、貴様」などと脅迫した疑いで56歳の男が逮捕されました。
暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、北九州市門司区清滝の会社員・黄原勲容疑者(56)です。
黄原容疑者は今月17日午後3時ごろ、北九州門司区に住む自営業の男性(91)の自宅を訪れ、男性に刃物を突きつけながら、「殺すよ、貴様」などと脅迫した疑いが持たれています。
被害に遭った男性は、約1時間後に交番を訪れ、「包丁を突きつけられて脅された」「男とは過去にトラブルがあった」などと話したということです。
警察によりますと黄原容疑者が突きつけたのは刃体の長さが17.5センチの出刃包丁で、男性にけがはありませんでした。
黄原容疑者は取り調べに対し、「『殺すぞ』と言って、包丁を突きつけたのは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は事件のいきさつや動機について詳しく調べています。