大阪司法書士会 遺言・相続相談会の「相談票」全て紛失 28組分の個人情報に相談内容の概要も記載か

大阪司法書士会は、遺言・相続相談会に相談に来た28組の氏名や年齢、職業などが記載された「相談票」を紛失したと19日発表しました。
大阪司法書士会によりますと、紛失したのは、10日に大阪市城東区で開催した相談会に来場した人たちの住所、氏名、年齢、職業などを記載した「相談票」28組分で、一般的には、「遺産相続の悩み」など、具体的な相談の概要なども書かれているといいます。
ほかに、事前予約をした29組の氏名と連絡先が書かれた「受付票」も見つかっていないといいます。
大阪市城東区民センターで相談会があった翌日の11日午後に、会の責任者だった司法書士が「相談票」の集計作業のため、奈良県生駒市内の喫茶店で作業したあと、「相談票」と「受付票」を入れたクリアファイルの行方が分からなくなったといいます。
14日に司法書士が集計作業を再開しようとして、紛失に気付きました。
大阪司法書士会は、相談者のうちすでに14組については紛失したことを報告・謝罪したといい「再度、司法書士会で個人情報の管理を徹底するよう周知するとともに、今後は相談会の開催当日に集計作業を終わらせて郵送するなど、再発防止に取り組む」としています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする