国公立大2次試験、前期日程始まる…受験生「合格したらキャンパスライフ満喫したい」

国公立大学2次試験の前期日程が25日、始まった。東京大(東京都文京区)では、予定よりも約20分早い午前8時頃に開門し、参考書を読みながら並んでいた受験生が続々と門をくぐった。
東京都の私立高校3年の男子生徒(18)は「この1週間、寒暖差が激しかったので体調を崩さないように家にこもって勉強していた。リラックスして臨みたい」と話した。
千葉県の私立高校3年の女子生徒(18)は「分野は決まっていないが、技術開発の仕事に就きたい。海外でも活躍できたら」と話し、「高校生活はコロナ禍で不自由も多かったので、合格したらキャンパスライフを満喫したい」と笑顔で会場に向かった。
文部科学省によると、前期日程は172大学に23万2344人が志願。倍率は前年度と同じ2・9倍だった。データサイエンスなど情報系学部が志願者を集めたほか、国際関係や外国語系学部の人気も復調している。
公立大のみの中期日程は3月8日以降、後期日程は同12日以降に実施される。

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