「北風」各地で吹き荒れる…都心で今年一番の強い風 愛知・豊橋市で火事…住宅街が“真っ白”に

26日は関東の各地で強風に見舞われ、特に都心では今年一番強い風が吹きました。愛知県豊橋市では26日未明、リサイクル用の金属スクラップが燃える火事が起きました。

街の人を取材すると、せっかくのおしゃれコーディネートが台無しになっていました。
20代
「強いです、風が…」
――大丈夫ですか?
20代
「あおられている…」
厚手の上着も脱がされてしまうほど…
20代
「飛んでいっちゃう、おしゃれしてきたのに…」
3連休あけの関東地方は、発達しながら北上する低気圧の影響で北風が“ビュンビュン”と吹き荒れました。都心では今年一番の最大瞬間風速20.2メートルを記録し…
記者
「ああ子どもが…転んじゃった子ども。転んじゃいましたね、風強くって。大丈夫かな」
前に進むのがやっとの人もいる一方、転ばないようお互いを支え合う人たちの姿も見られました。

愛知県豊橋市では26日未明、リサイクル用の金属スクラップが燃える火事が起きました。通報から18時間以上たった午後6時現在も鎮火の見通しは立たず。さらに…
記者
「風が強く、煙が住宅地の方まで流れています」
影響は拡大。現場から500メートルほどの住宅街は、煙で真っ白になっていました。
近所の住民
「いま痛い非常に。目が開けられない状態」
体調被害を訴える人や、別の被害に困惑する住民もいました。
近所の住民
「くさい。(洗濯物を)干して乾くときはにおいがついてしまう。ガソリンだか油のにおいとか、そういうのが臭ってきた」
午後6時時点で環境基準を超えるような大気汚染は認められていません。この場所では7年前にも同様の火事が起きていて、警察は自然発火の可能性が高いとみて調べています。

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