障がい者施設でのわいせつ事件。別の女性も被害を訴えています。 不同意わいせつなどの疑いで逮捕された大阪府羽曳野市の塩本裕治容疑者(63)は1月、代表を務める大阪府内の障がい者グループホームで、入居する20代の女性の部屋に侵入し、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがもたれています。女性には中度の知的障がいがありました。 警察によりますと去年9月、同じ施設に入居していた重度の知的障がいのある女性(10代)が、塩本容疑者から体を触られたと施設側に被害を訴えていたということです。 被害申告を受け、施設を所管する自治体は聞き取り調査を行ったうえで施設側に「改善報告書」の提出を求めていました。 塩本容疑者は調べに対し「事実は違います」と容疑を否認していて、警察が関連を調べています。