病院内で女性患者の体を盗撮したとして、山梨大付属病院に勤務していた男が逮捕されました。
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手術室で盗撮したとして逮捕されたのは、31歳の当時看護師だった男です。田辺皓輔容疑者(31)は去年9月、看護師として勤務していた山梨大付属病院で手術中だった30代の女性の体を撮影した疑いがもたれています。
捜査関係者によると、手術を受けていた女性患者は麻酔をされ、意識のない状態だったといいます。
その手術室にいたという田辺容疑者。胸ポケットに仕込んだペン型のカメラで、女性の体を撮影したとみられています。押収された映像には、衣服がはだけた状態の女性患者が映っていたといいます。警察が田辺容疑者と別の盗撮事件との関連を調べるため自宅を捜索したところ、手術室での盗撮映像が見つかったということです。
病院の利用者は…
去年手術した女性
「私も去年手術をここでしていたので、もし自分の手術が盗撮されていたとしたら嫌すぎます。怖すぎます」
病院によると田辺容疑者は1月中旬に「一身上の都合」を理由に退職していたということです。
田辺容疑者は、警察の調べに対し「盗撮したことは間違いない」と話していて、警察はほかにも盗撮をしていた疑いもあるとみて調べています。