北海道・利尻山で3日、ツアーでバックカントリーをしていた男女が雪崩に巻き込まれ4人が死傷した事故で、警察は業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査していることが分かりました。
事故があったのは利尻富士町の「利尻山」です。
3日午後0時半ごろ、利尻山の東側・標高400メートル付近で男女8人がバックカントリーをしていたところ、7人が雪崩に巻き込まれました。
このうち、帯広市のパート従業員・中島真理子さん(44)が雪の上に倒れた状態で発見され、その後死亡が確認されました。
また、雪に埋まった20代の男性が足の骨を折る大けがをし、そのほか女性2人が軽傷です。
中島さんはバックカントリーツアーの客で、けがをした20代男性はツアーガイドでした。
警察は業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査しています。