わずか4か月で公約撤回の三田市長に不信任決議案提出へ 「病院移転計画の白紙撤回」掲げて当選するも計画再開 市民「公約違反だ」の声

公約を撤回した兵庫県三田市の市長について、不信任決議案が提出される見込みです。 去年7月、三田市の田村克也市長は市内唯一の公立病院である「三田市民病院の神戸移転を白紙撤回する」などの公約を掲げて当選しました。しかしわずか4か月後、「病院の移転計画を再開する」と発表して、「白紙撤回という表現が誤解を招いた」として公約の一部を撤回しました。 (三田市 田村克也市長 去年12月)「市民病院の神戸移転白紙撤回の公約につきましては撤回する。選挙のやり直しを含めた責任を、今現在では取るつもりはございません」 市民からは「公約違反だ」などの声が上がっています。 関係者によりますと、市議会の複数の会派が3月28日の市議会で市長に対する不信任決議案を提出する方向で調整しているということです。 不信任決議案は、議員の4分の3以上が賛成すれば可決され、可決されれば市長は10日以内に議会を解散するか、自ら辞職するか、判断を迫られることになります。

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