6日午後、神奈川県伊勢原市の用水路で塗装作業をしていた男性作業員6人が倒れるなどし、病院に搬送されました。警察などが経緯を調べています。
消防などによりますと、6日午後7時すぎ、伊勢原市高森にあるトンネル状になっている農業用用水路で「塗装作業中の作業員が倒れて、意識がありません」などと119番通報がありました。
20代から70代の男性作業員6人が搬送され、このうち3人が意識不明となっていますが、命に別条はないとみられています。
県によりますと、現場では老朽化した用水路を鉄の板で補強する工事が行われていて、今月に入ってから表面を塗装する作業が行われていたということです。
現場には塗料による中毒を防ぐため、換気装置が設置されていたということで、警察などが、作業員が倒れた状況を詳しく調べています。