「ブレイキングダウン」格闘家ら逮捕 男性殴り「スポンサーにつけ」と30万円恐喝

男性に暴行を加え、現金30万円を脅し取ったとして大阪府警南署は8日、傷害と恐喝の疑いで、人気格闘技大会「ブレイキングダウン」に「ダイスケ」として出場していた大阪市阿倍野区天王寺町北の無職、山本大介容疑者(34)を逮捕したと発表した。
同署はこのほか、恐喝の疑いで、大阪府枚方市伊加賀西町の自営業で「シェンロン」こと鈴木翔太(31)や、大阪市住之江区中加賀屋の自営業で「サップ西成」こと金城旭(46)ら4容疑者を逮捕した。
山本容疑者の逮捕容疑は、昨年12月、格闘技イベントの会場となっていた大阪市中央区のクラブで、来場していた30代男性に対し顔面を殴る暴行を加え、「なめてんのか」「俺のスポンサーにつけ」と脅迫。鈴木容疑者らと共謀し、現金30万円を自身の口座に振り込ませたとしている。男性はあごの打撲などの軽傷を負った。
同署によると、男性がイベント内で行ったマイクパフォーマンスに山本容疑者が激怒し暴行に及んだとみられ、経緯を調べている。同署は全員の認否を明らかにしていない。
ブレイキングダウンはボクシングや空手、柔道などの経験を持つ格闘家が出場する「1分1ラウンド」の総合格闘技大会。若年層を中心に人気を集めている。

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