東日本大震災「余震域の地震活動 今も震災前のレベルに戻らず」沿岸部を中心に地震発生多い状況続く

まもなく東日本大震災の発生から13年。東日本大震災の余震域では沿岸部を中心に、今も平常時に比べて地震活動が活発な状況が続いているということです。
気象庁によりますと、震災前、マグニチュード4以上の地震の発生回数は1か月平均11.5回でしたが、先月末までの1年間では1か月に平均13.8回発生していて、気象庁の担当者は「今も震災前のレベルには戻っていない」としています。
太平洋の沖合の地震活動は平常時の水準に戻りつつある一方、特に沿岸部の地震発生回数が多い状況が続いているということで、「沿岸部の地震はマグニチュードがそれほど大きくなくても強い揺れが起きることがあるので、日ごろから地震の備えをするなど注意してほしい」としています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする