11日午前、札幌市西区の国道で、高齢男性の乗用車が反対車線に出たのをきっかけに、3台が絡む事故となりました。高齢男性は意識がなく、警察は運転中、意識を失っていた可能性があるとみて調べています。
11日午前8時すぎ、札幌市西区宮の沢の国道5号線で、高齢男性が運転していた乗用車が反対車線に出て、対向車と衝突、対向車は弾みでもう1台と衝突し、3台が絡む事故となりました。 警察によりますと、高齢男性は70~80代とみられ、目立った外傷はないものの、意識のない状態で搬送されました。 他の2台のドライバーにけがはありません。 現場は片側2車線の直線で、高齢男性の乗用車はスピードが出ていなかったため、損傷は少なく、スリップ痕もないということです。 警察は高齢男性が運転中、病気で意識を失っていた可能性があるとみて、身元などの確認をすすめるとともに、少しでも体調に異変、不安を感じたら、運転を控えるよう呼びかけています。