古川聡さんが地球に帰還、笑顔で手を振る 約6カ月半の宇宙任務終了

国際宇宙ステーション(ISS)での滞在を終え、米スペースXの宇宙船クルードラゴンで地球に帰還した古川聡さん(59)は12日午後6時50分頃(日本時間)、回収された宇宙船から出て、約6カ月半の任務を終えた。クルードラゴンを出た古川さんは笑顔で周囲に手を振っていた。
クルードラゴンは12日午前0時50分頃(同)にISSを出発し、約18時間かけて地球に到達した。大気圏突入後、パラシュートを広げてゆっくりと降下し、米フロリダ沖に着水。回収船によって引き上げられた。
古川さんは昨年8月からISSに長期滞在し、宇宙での次世代水再生技術の実証実験などを行った。ISS滞在は2011年に続き2回目で、滞在期間は通算で約362日となった。
次の日本人飛行士の滞在は油井亀美也さん(54)と大西卓哉さん(48)で、いずれも25年頃を予定している。

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