「速やかな捜査を」トケマッチ被害者の会、大阪府警に上申書提出

高級腕時計を所有者(オーナー)から借り受け、貸し出すシェアリングサービス「トケマッチ」の運営会社の元代表が業務上横領容疑で警視庁から指名手配された事件で、オーナーらで結成された「被害者の会」が14日、大阪府警本部長宛に、今後の速やかな捜査などを求める上申書を提出した。
同会によると、上申書では「全国のオーナーからの被害届を受理し、統一的な捜査をしてほしい」と要望。すでにオークションサイトに出品されている腕時計もあるとし、「質屋や古物商へ被害時計の特徴を伝え、保管に向けて動いてほしい」と求めている。
同会には約190人が所属し、866本(18億円相当)の腕時計が返却されていないという。
この日朝、同会を代表して大阪市の30代男性ら2人が弁護士と府警本部を訪れ、上申書を手渡した。男性は「思い出の時計をとられた。早急に捜査し事件の全容解明をしてほしい」と訴えた。

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