「本当に残念 自分たちは守られるのか」美浜原発3号機の運転認める決定 大阪高裁は「欠陥や劣化は認められない」と地元住民の申し立てを棄却

運転開始から40年を超えた福井県にある関西電力の美浜原発3号機について、大阪高裁は運転差し止めを求めた地元住民の申し立てを棄却しました。
福井県にある関西電力の美浜原発3号機について、地元住民らは「老朽化で重大な事故が起きる可能性がある」として、大阪地裁に運転差し止めを求める仮処分を申し立てていましたが、おととし却下されていました。
住民側は即時抗告し大阪高裁は15日「規制委員会の評価に不合理な点は見い出せず、欠陥や劣化は認められない」などとして抗告を棄却し、運転を認める決定を出しました。
住民側は「本当に残念です。自分たちは守られるのかというのが正直なところです」と話しました。
関西電力は「主張を裁判所にご理解いただいた結果であると考えている」としています。

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