札幌・中央警察署は3月19日、酒気帯び運転の疑いで札幌市中央区に住む自称・配達業の男(46)を逮捕したと発表しました。
男は19日午前4時ごろ、札幌市中央区南5条西14丁目で、酒気を帯びた状態で新聞配達の車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は路肩に駐車していた新聞配達員の車に勝手に乗り込んだということです。
駐車していた車は無施錠で、エンジンがかかった状態でした。
配達員の男性が新聞配達後に車に戻ってきたところ、見知らぬ男が運転席に座っているのを目撃。
男は車を10メートル以上走らせた後に停車したということです。
新聞配達員はその場で男を呼び止め「エンジンをかけて駐車中の車に酔った男が乗り込んだ」と警察に通報しました。
駆けつけた警察が男の呼気を検査したところ、基準値以上のアルコールが検出されたということです。
調べに対し、男は「酒を飲んで車を運転していたことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は動機などについて詳しく調べています。