神戸学院大学に勤める中国人教授が去年夏、中国に一時帰国した後、連絡が取れなくなっていることがわかりました。
神戸学院大学によりますと、グローバル・コミュニケーション学部の教授で、中国の語学や古典文学が専門の胡士雲教授(63)は、去年8月以降に中国に一時帰国し、去年9月、日本に住む胡教授の家族が「連絡が取れない」と大学に相談して、事態が発覚しました。
家族から「病気なので騒がないでほしい」との要望があり、大学はこれまで特段の措置をとっていませんでしたが、音信不通が続いているため、新年度を前に3月、中国の在大阪総領事館に安否確認を要請しました。現時点で総領事館から回答はないといいます。
大学は「総領事館に再度、問い合わせることも検討する」としています。