先月、札幌市東区のマンションで母親の遺体を遺棄したとして娘(59)が逮捕された事件で、札幌地検はこの娘を不起訴処分としました。
札幌市東区に住む女性(59)は先月、自宅マンションに高齢の母親の遺体を遺棄したとして死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
警察によりますと母親は生きていれば90歳でしたが、死後3年以上経過していると見られていました。
札幌地検は不起訴処分の理由について明らかにしていませんが、逮捕当時、警察の調べに対して女性は「母が今どこにいるのかわかりません。
母は生きていると思う」など意味不明な話をしていて、刑事責任能力を問えないと判断したものと見られます。