公明党の山口代表は、次の衆院選の時期について「来年の参院選・都議選とは少し離した方がいい」と話す一方、「信頼回復のトレンドを確認できるまでは解散すべきではない」と、早期解散についてもけん制しました。
公明党 山口那津男代表「衆参ダブル選挙、こういう大きな選挙が重なると、やはり公明党の選挙に注ぐエネルギーが分散されます。一緒に戦う自民党としても、あまり大きな選挙を重ねない方が協力がうまくいきますよ、お得ですよっていうことを申し上げてきたわけで、そういう意味では（次の衆院選は）来年の参議院選挙と都議選とは少し離した方がいいと」
公明党の山口代表は27日、都内でおこなった講演でこのように話したうえで、「来年夏の参院選の後では衆議院議員の任期満了が近づき、幅がない」と、来年の参院選後の解散にも否定的な考えを示しました。
また、山口氏は「これだけ政治不信が高まる中では、連立政権もろとも影響を受ける。信頼回復のトレンドを確認できるまでは解散すべきではない」と強調し、早期解散についてもけん制しました。