退職4日前の県民局長、異例の異動…知事「事実無根文書で職員の名誉傷つけた疑いがある」

兵庫県は27日、3月31日付で退職予定だった西播磨県民局長を27日付で総務部付とし、後任には4月1日付で異動予定だった危機管理部次長を前倒しで就任させる人事を発表した。県民局長は4月1日以降、役職定年で班長級となった上で在職するという。
退職直前の異例ともいえる人事異動について、県人事課は「詳細は控える」と理由を明らかにしなかったが、斎藤知事は定例の記者会見で、「職務中に職場のパソコンで事実無根の文書を作成し、職員の名誉を傷つける情報を流した疑いがある」と説明。「県民局長としてふさわしくない行動であり、本人も認めているため、適切に対処した」と述べた。
県は今後、懲戒処分も視野に事実確認を進める方針。県警に被害届を出すことも検討しているという。

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