「未知の成分」はプベルル酸か 健康被害原因の可能性 小林製薬の紅麹サプリ

小林製薬(大阪市)の「紅麹(べにこうじ)」成分入りの機能性表示食品サプリメントを巡り摂取者の健康被害が相次いでいる問題で、同社は29日の記者会見で、原料などから確認された原因物質の可能性がある「未知の成分」について、プベルル酸とみられると明らかにした。プベルル酸は、青カビから生成される天然化合物。
同社はすでに厚生労働省に報告しており、29日の会見で「われわれが分析し、解析したものとの合致性が高いということで報告した」と説明。昨年12月に閉鎖した大阪工場で生成または混入された可能性があり、経緯を調査しているという。

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