小林製薬の「 紅麹 」成分入りのサプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題を巡り、武見厚生労働相は29日の閣議後記者会見で、健康被害がある人や、紅麹関連製品を扱う企業からの相談を受け付けるコールセンターを設置すると発表した。
また、4月の組織再編で、厚労省所管の食品衛生分野の業務の一部が消費者庁に移る。関係省庁と速やかな情報共有を図るため、省内に省庁間連携室を設けることも明らかにした。武見氏は、「国民の不安を 払拭 すべく、関係省庁と連携して取り組んでいく」と述べた。