「紅麹」健康被害、病名は尿細管の「間質性腎炎」「壊死」など…新たな商品での被害も判明

小林製薬(大阪市)の「 紅 麹 」成分入りサプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、日本腎臓学会は1日、健康被害が起きた全国の患者47人の状況を発表した。主な病名として尿細管間質性腎炎、尿細管 壊死 、急性尿細管障害を挙げ、死亡例は含まれていない。
これまで被害が明らかになっているサプリ「紅麹コレステヘルプ」に加え、一部の地域だけで販売された「ナイシヘルプ+コレステロール」の使用者も1人含まれている。この商品の被害が判明したのは初めてとみられる。
同学会は問題発覚後の3月下旬、全国の会員医師を対象にアンケート調査を開始し、今回、中間報告として初めて状況を発表。47人のうち、40~69歳が約9割を占め、やや女性に多い傾向だという。

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