自民党の派閥の裏金事件をめぐる処分で「厳重注意」の対象となった45人の議員について、自民党の茂木幹事長は「個別に全員注意を行った」と明らかにしました。
自民党の政治刷新車座対話で10日、福井県と富山県を訪れた茂木幹事長は、県連の幹部などから「政治家は処分を受ける前に、自ら政治責任を取るべきだ」など厳しい意見が出たと述べました。
また、党の処分で「厳重注意」の対象となった45人の議員について、茂木幹事長は「個別に全員注意を行った」と明らかにしました。
6か月の党員資格停止処分となった福井2区の高木毅議員を念頭に、半年以内に解散総選挙があった場合の対応について問われると、「解散の時期も決まらない中で、今すぐに決められる問題ではない」と述べるに留めました。