東電原発事故、国の賠償認めず=福島・いわき避難者訴訟―最高裁

東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされ、精神的苦痛を受けたなどとして、事故発生時の福島県いわき市民計約1300人が国に賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は10日付で、市民側の上告を退ける決定をした。国の賠償責任を認めなかった二審仙台高裁判決が確定した。
同原発事故による避難者らが起こした一連の訴訟を巡っては、最高裁が2022年6月、国の責任を否定する判断を示した。
[時事通信社]

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