首相、衆院解散を否定「政治の信頼回復に専念」

【ローリー（米ノースカロライナ州）＝森藤千恵】岸田首相は１２日夜（日本時間１３日午前）、米ノースカロライナ州で、記者団の取材に応じ、衆院解散・総選挙について「政治の信頼回復と先送りできない課題に取り組んでいく。今はそれに専念するのみだ。それ以外のことは考えていない」と述べ、否定した。
自民党派閥の政治資金規正法違反事件を受けた党総裁としての責任については、「政治の信頼回復の先頭に立って努力することによって、総裁としての責任を果たしていかなければならない」と語った。