今年3月、大阪・関西万博の会場で起きた爆発事故。メタンガスに引火が原因でした。 博覧会協会によりますと、3月28日、万博会場の西側に位置する来場者用トイレの建設現場で爆発事故が起き、コンクリートの床約100平方メートルが破損しました。けが人はいませんでした。 協会は4月19日に会見を開き、作業場所のメタンガスの濃度を事前に測定しないまま溶接作業を進めたことで、メタンガスに火花が引火したことが原因であると明らかにしました。 (博覧会協会 藁田博行整備局長)「正直いいまして、これくらいで済んでよかったなというのが本音です。もうちょっと気を引き締めてしっかりやらなければいけないんだなという戒め」 協会は再発防止策として今後、全ての作業前にガスの濃度を測定し基準値以下であることを確認して火気を使う作業を始めるとしています。