北海道は19日、道内選出の長谷川岳参院議員(自民)が昨年10月に参院特別委員会の委員長に就任が決まった際、副知事など特別職5人と部長級職員23人が私費で祝電を送っていたと発表した。組織として「祝電送付者リスト」を作成、共有し、長谷川氏側にも提出していた。
長谷川氏を巡っては、道職員が威圧的な 叱責 を受けていたことが明らかになっており、道は「長谷川氏とのやりとりの中で 萎縮 し、祝電を送らないといけないと考えた職員がおり、道としてとりまとめた」としている。長谷川氏は昨年10月、参院地方創生・デジタル社会特別委員会委員長への就任が決まった。鈴木直道知事は公費で送っていた。