衆議院は25日の本会議で、この日発売された「週刊文春」に「パパ活」疑惑を含む不倫問題を報じられた宮沢博行衆院議員(49=比例東海ブロック、自民党離党)の辞職を許可した。
文春の報道によると宮沢氏は、妻子がありながら、妻とは別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたとされる。宮沢氏は23日、この週刊誌報道を見通してか、「一身上の都合」を理由に、突如議員辞職願を提出した。また、自民党にも離党届を提出し、24日に受理された。
宮沢氏はこの日の本会議には出席せず、文春報道の女性問題について何も説明しないまま、国会を去る形になったった。辞職が許可された瞬間、本会議場の野党席からは「説明しろ!」と、怒号が飛んだ。
宮沢氏の辞職で、2021年衆院選の自民党の比例名簿により、森由起子氏が繰り上げ当選する見通し。